ブログ委員会
防災訓練
総師長の箱田です
11月17日(金)にたちばな台クリニックでは防災訓練を実施いたしました。 大切な患者様の命を預かる医療機関の火災は決してあってはならない事ではありますが、いつどのような事で発生するかわかりません。
また日常的に用心を行っていても思わぬ天災などが原因で発生する事も想定が必要と言えます。 クリニックでは、毎年消防署指導のもと防災訓練を行う事で有事に備えています。
訓練で大事な事は実際の火災が起きた状況を想定して真剣に取り組む事です。
訓練では出火の捜索、発見から消火活動、連絡、避難誘導、搬送方法等を実践する事と
職員全体で情報を共有し的確な行動が行えるよう実践します。
当日の訓練までに数回の模擬練習を行い問題点の改善を行ってきました。
訓練に向けて委員会の開催、消火方法や行動方法を繰り返し行う工程が
連携のとれた集団行動につながる事も実感できました。
訓練では大きな声で的確に行動を行う事ができていました。
シーツを使用した搬送訓練も行います。看護師だけではなく医療事務や薬剤師、管理栄養士、検査技師など応援に駆け付けた職員も搬送訓練を実施します。
水消火器を使用した消火訓練を実践。
総評として
実際の火災は思った以上に火の手が早く回る事、火の恐怖感が起こる事を指導頂きました。
まずは普段より火災を起こさない事が重要である事と万が一にも火災が発生した時の備えは日常的に点検する。 また訓練には積極的な行動を行って知識・技術を身に付ける事が重要だと思いました。
訓練全体を通して声がよく出ていた事、適格な指示と確認が行え全参加者が一連の訓練を通じて共通認識を持ち高い意識を持って臨んでいた様子が印象的でした
今後も安全な医療をお届けできますよう努力していきます。 !(^^)!
病棟会
こんにちは。クリニック3階病棟です。
病棟では、毎月1回病棟会を開催しています。
病棟会は病棟で勤務する看護師・ヘルパーやクラーク(医療事務)が参加します。
病院内での各委員会、各係からの報告や、業務の中で困っていることなどの
改善点などを皆で話し合います。
職種を越えて皆が意見を出し合える場は、とても有意義な時間です。
よりよい医療・看護を提供できるように、これからも日々精進していきたいと思います。
第5回たちばな台BLSコース開催しました
総師長の箱田です。 11月11日(土)クリニックにて第5回たちばな台BLSコースを開催いたしました。
たちばな台クリニックでは職員を対象に日本救急医学会認定BLSコースを開催しています。
BLSとは:ベーシックライフサポートと言われる心肺蘇生法です。
参加者は看護師だけではなく看護補助者、薬剤師、事務員等を含む全ての職員を対象に行う事で安全な救急医療の意識統一を行っています。
インストラクターの指導のもと胸骨圧迫法(心臓マッサージ)、気道管理(呼吸管理)、AED(電気ショック)について4時間に渡って実践していきます。
BLSコースでは分からない事や自信を持てない事などをインストラクターに聞きながら
楽しく実践できる事が特徴です。
始めにデモンストレーションを見て色々と不安になる自分たちが最後には実技テストを受けて自信を持てるまでのスキルを感じ取る事ができます。
今回も本院とクリニックより総勢9名の職員が参加し、皆さん頑張ってBLSライセンスを取得しました。
!(^^)!
行事食♪ ハロウイン
管理栄養士の南です。
引き続きハロウインの内容になりますが…
10月31日ハロウインの日に、入院患者さまへハロウイン献立を提供させていただきました。
ごはんをお化けの形にして、海苔で顔を作成。
メインはかぼちゃハンバーグです。
いつもと雰囲気を変え、ワンプレートで盛り付けをしました。
次回は、11月23日 勤労感謝の日に「栗ごはんなど…」を予定しております
★ハロウィンイベントを行いました★
医事課岩本です。
10月31日 ハロウィンの日に、クリニックを受診していただいたお子様に
数量限定でシールと消しゴムのプレゼントをご用意致しました。
初めての試みで、数も限られていたのでよろこんでいただけるか不安でしたが、
皆さんとてもよろこんでくださり、あっという間に無くなりました。
窓口のカエル君人形は手作り衣装でカボチャと魔女に仮装しました。
カエル君は子供たちに大好評で、カエル君で遊ぶ子供たちに私達も元気を分けてもらえます。
院内掲示物を読んでいただく際に、飾り付けも楽しんで頂けるとうれしいです。
糖尿病 低糖質の効果は?
管理栄養士の南です。
10月14日、21日に糖尿病の研修会に参加してきました。
現在日本人の糖尿病患者数は1000万人、6人に1人が糖尿病に罹患しています。
30年前は100人に1人でしたので、急激に患者数が増えている現状です。
糖尿病治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の3本柱で行います。
血液検査で血糖コントロールを定期的に評価していきますので、検査の結果が毎回気になるところではあると思いますが、治療の目標は
「健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持、健康な人と変わらない寿命の確保」
(糖尿病治療ガイド2016-2017より)です。
私は、食事療法を主に担当しておりますが、苦しいだけの食事療法では生活の質の維持という目標は達成できませんので、これならできそう!と思える改善案を患者様と一緒に考えていくことを心掛けています。
さて、研修では糖質制限の是非についてのお話がありました。
結論からいうと、糖質制限に効果なし!というのが現時点での見解のようです。
糖質を控えることは、「低糖質」「糖質制限」「ロカボ」などといった言葉が使われ、テレビや雑誌などで取り上げられることも多くありますね。
定義はそれぞれ違うようですが、「ロカボ」について調べてみると1食の糖質を20~40gにすることを意味するようです。1日1600kcalとするとエネルギー比の15~30%ということになりますが、これは糖尿病治療ガイドライン(50~60%)の半分以下です。
日本人は平均して摂取エネルギーの60%を糖質から摂取していますので、主食を1/3~1/2に減らすということになりますね。もともと必要以上に摂取している方にとって、それくらいがちょうどよい場合も確かにありますが、適量摂取している方にとっては、糖質を控えることは摂取エネルギー不足、虚弱(フレイル)につながってしまう危険性もあります。
今回の研修で、改めて糖質制限について整理することができました。ガイドラインだから…ではなく、根拠をきちんと説明し、皆様の疑問が少しでも解消できるよう学んでいきたいです。